相続を読む

2015年9月18日 金曜日

1.相続とはどういう税なのか-1

 健康でいながら歳を重ね、健康のまま寿命を全うするためには、現実問題としては、健康であってもお金がなければ大変だし、逆にお金があっても健康でなければつまらない、ここでは専門家ではないので健康については語れませんので、老後の問題として「相続」について考えてみます。

 そこで第1回目のテーマとしては、誰もが避けては通れない「相続」についてです。
 人間だれもが最後は死んでしまいます、何と言っても人間の死亡率は100%です。
それで「相続」というものが発生するわけですが、その際、「相続税」がかかる人とかからない人がいます。

 今年の1月=平成27年1月1日に死亡した方から、ぐっと「相続税」がかかる人が増えるはずです。
 はずです、というのは、「相続税」の税務署へ提出する申告書は、死亡後(税法的には、ちょっと言い回しが違うのですが、ここでは簡単に言いますと)10カ月以内となっているので、これから10月、11月になると改正された相続税の網にかかってくるわけです。
 どのように改正されたかというと、「相続税」は被相続人(亡くなった人ですね)の財産から債務等を引き、そこから控除額を引いて、まだ財産があるのであればかかってくるのですが、その控除額が今回はグーンと少なくなったのです。

 改正前と改正後の控除額を比べてみると、
改正前             改正後
 基礎控除額       5千万円            3千万円
 法定相続人1人につき  1千万円            6百万円
例えば、家族4人で父上が亡くなって、母上と子供二人が残された場合は、
改正前の控除額は、基礎控除額5千万円+法定相続人3人×1千万円=8千万円
改正後の控除額は、基礎控除額3千万円+法定相続人3人×6百万円=4千8百万円
になります。
 ようするに、平成27年1月1日以降に亡くなった方の遺産が4千8百万円超であると「相続税」がかかるのです
 正確に言うと、
(遺産―債務+葬式費用)-控除額が4千8百万円超であると、「相続税」はかかるのです。

投稿者 税理士法人SETACS | 記事URL

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