相続を読む

2015年10月 4日 日曜日

1.相続とはどういう税なのか-2

この改正(改悪という人もいます)によって、改正前は相続税を支払う人は100人に3~4人と言われていたのが、100人に20~25人になるのではないかと言われています。

 ここで、法定相続人とはどういう人なのかということをその法定相続分と合わせて説明いたします。
残された相続人によって、法定相続人とその法定相続分は違ってきます。
残された相続人が、      
① 配偶者と子供だけ・・・配偶者と子供だけが法定相続人になって、法定相続分は、配偶者1/2、子供1/2で、子供が2人であれば、×1/2で子供の法定相続分は1/4ずつになります。
② 配偶者と被相続人の親だけ・・・子供がいないと被相続人の父母が法定相続人になり、法定相続分は、配偶者2/3、父母1/3になり、お二人ともご存命であれば、×1/2でお一人1/6ずつになります。
③ 配偶者と被相続人の兄弟姉妹だけ・・・子供がいないで、被相続人の父母も亡くっていると、被相続人の兄弟姉妹が法定相続人になり、法定相続分は、配偶者3/4、兄弟姉妹1/4になります。
おいおいお話をしていくことになるかと思いますが、この③が一番揉めます。

 この法定相続分は、相続税がかかる人に対しても、かからない人に対しても適用されます。

投稿者 税理士法人SETACS | 記事URL

2015年9月18日 金曜日

1.相続とはどういう税なのか-1

 健康でいながら歳を重ね、健康のまま寿命を全うするためには、現実問題としては、健康であってもお金がなければ大変だし、逆にお金があっても健康でなければつまらない、ここでは専門家ではないので健康については語れませんので、老後の問題として「相続」について考えてみます。

 そこで第1回目のテーマとしては、誰もが避けては通れない「相続」についてです。
 人間だれもが最後は死んでしまいます、何と言っても人間の死亡率は100%です。
それで「相続」というものが発生するわけですが、その際、「相続税」がかかる人とかからない人がいます。

 今年の1月=平成27年1月1日に死亡した方から、ぐっと「相続税」がかかる人が増えるはずです。
 はずです、というのは、「相続税」の税務署へ提出する申告書は、死亡後(税法的には、ちょっと言い回しが違うのですが、ここでは簡単に言いますと)10カ月以内となっているので、これから10月、11月になると改正された相続税の網にかかってくるわけです。
 どのように改正されたかというと、「相続税」は被相続人(亡くなった人ですね)の財産から債務等を引き、そこから控除額を引いて、まだ財産があるのであればかかってくるのですが、その控除額が今回はグーンと少なくなったのです。

 改正前と改正後の控除額を比べてみると、
改正前             改正後
 基礎控除額       5千万円            3千万円
 法定相続人1人につき  1千万円            6百万円
例えば、家族4人で父上が亡くなって、母上と子供二人が残された場合は、
改正前の控除額は、基礎控除額5千万円+法定相続人3人×1千万円=8千万円
改正後の控除額は、基礎控除額3千万円+法定相続人3人×6百万円=4千8百万円
になります。
 ようするに、平成27年1月1日以降に亡くなった方の遺産が4千8百万円超であると「相続税」がかかるのです
 正確に言うと、
(遺産―債務+葬式費用)-控除額が4千8百万円超であると、「相続税」はかかるのです。

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